日刊工業新聞 記事掲載のお知らせ

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『日刊工業新聞 2019年3月21日発行 17ページ』に以下の内容で記事が掲載されました。


東北大と日本カンタムが協定 学内外研究者が分析装置共用

【仙台】東北大学大学院工学研究科と日本カンタム・デザイン(東京都豊島区)は20日、組織的連携協定を結び、学内外の研究者が分析装置を共用できる施設「日本カンタム・デザイン電子物性計測室」を学内に設置した(写真)。民間企業名を冠した実験室は東北大では初めて。同社によるオペレーショントレーニングや技術セミナーを定期的に開き、新たな装置や測定方法の開発を目指す。

東北大が所有する同社装置のうち、磁性体やスピントロニクス研究に用いる磁気特性測定装置や、熱伝導率や電気抵抗などさまざまな物理特性を測定できる装置など6台を配置した。他大学や研究機関、民間企業には有償で貸し出す。長坂徹也研究科長は「装置を使う中で得たノウハウを共有し、より高度な製品の開発につなげたい」と話した。

研究設備や機器の共用化を目的とする文部科学省の「先端研究基盤共用促進事業」を活用した。



東北大学プレスリリース(2019年3月13日)

東北大学初! 学内に民間社名冠実験室設立
東北大学-日本カンタム・デザイン社の連携協定締結について(ご案内)
~文部科学省「先端研究基盤共用促進事業」の成果~

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