optek-Danulat社製 導電率計(ACS60-35)

製品情報

optek-Danulat社製 導電率計(ACS60-35)

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サンプル液の導電率を知ることは、製造プロセスで製品の品質管理において重要なパラメータです。ACS60導電率計は、品質と一貫性を保証する信頼性の高い測定のため国際規制の技術的要件を満たしています。

主な用途
✔導電率(DIN EN27888/ISO7888 & ASTM D1125):
  ・0 - 850 mS/cm
✔ユーザー定義による濃度測定
✔導電率による制御
 ・発酵槽/容器制御
 ・CIPプロセス
 ・TFF/限外ろ過
 ・熱交換器
 ・純水、飲料水および処理水
 ・食品および飲料中の界面検出

ACS60-35 導電率計

optek ACS60画像(バリベント)

ACS60導電率計は、6電極4極設計です。2個の電位電極の周囲に4個の電流電極を配置することで、高い信頼性と精度を持つ測定値が得られます。この独自の設計により、センサの汚れや分極による影響を大幅に低減します。C8000コンバータとACS60導電率計の組み合わせにより、1つのセンサで、0~10μS/cmから0~850 mS/cmまでという幅広いレンジでの測定に対応します。

特長と利点

◆デジタル信号伝送を備えた6電極設計
 →汚れや分極による検出感度を最小限に低減
◆広い測定レンジ: 0 – 10μS/cmから0 – 850 mS/cm
 →1つのセンサで低い導電率から高い導電率を測定
◆様々なレンジに対応
 →測定レンジを任意に設定可能、例:0 – 100µS/cmおよび0 – 200mS/cm(C800/C8080コンバータ)
◆USPクラスVI、CIP/SIP対応可能
 →プロセスの安全性を高め、汚染リスクを低減
◆プローブ内のデジタルマイクロプロセッサ
 →直線性・精度の長期間持続による校正・メンテナンス頻度を低減(1点校正による)

製品ラインアップ

インライン式プロセス分析計写真 pH電極アダプタPF12の写真 導電率計 ACF60-35の写真 C800コンバータ写真 シングルユースセルの写真

インラインプロセス
分析計

pH電極アダプタPF12 導電率計 ACF60-35 C800コンバータ シングルユースセル

測定

測定レンジ

0 – 10μS/cmから850mS/cm(任意の測定レンジ)

保護等級 全部品 IP65以上

 

プロセス適合

材質(接液部)

PEEK(FDA、USP class VI)
電極:
・SUS316L(1.4435)、 dF <1 %、 BN2 
または、

・ハステロイC22(2.4602)

ポートコネクション

OPS25-GS60(Ingold-port類似)
長さ:60mm
直径:25mm
ネジ:G1-1/4 in.ISO 228/1

ポートガスケット O-リング:EPDM(FDA/USP Class VI) … 他材質も使用可能
耐圧性能

50℃まで(122°F):20bar(290psi)
100℃まで(212°F):10bar(145psi)
135℃まで(275°F):4bar(58psi)

設置用アクセサリ

・溶接タイプポート
・バリベントアダプタ(50.00)
・フェルールアダプタ

温度レーティング

耐温性能

連続使用:-10 – 90℃(14 – 194°F)
30分/日以内:-10 – 135(14 – 275°F)

周囲環境

使用中:-10 – 40℃(14 – 104°F)
輸送時:-20 – 70(-4 – 158°F)

温度計

内臓済み Pt1000 RTD(IEC class A)
精度:±0.25℃(25℃において)

精度

0 – 10 μS/cm

校正済み:測定レンジの±1%±0.2μS/cm
再現性:±0.5%

0 – 250 mS/cm

校正済み:測定レンジの±1%±0.2μS/cm
再現性:±0.5%

250 – 500 mS/cm

校正済み:測定レンジの±2%±0.2μS/cm
再現性:±0.5%

500 – 850 mS/cm

校正済み:測定レンジの±5%±0.2μS/cm
再現性:±0.5%

記載されている温度-圧力レーティングは制限を受ける場合があります – 取扱説明書をご参照ください。
接液部の適切な材質の選択は、使用者の責任において行ってください。
記載されたデータは予告なしに変更されることがあります。

製品ラインアップ

インライン式プロセス分析計写真 pH電極アダプタPF12の写真 導電率計 ACF60-35の写真 C800コンバータ写真 シングルユースセルの写真

インラインプロセス
分析計

pH電極アダプタPF12 導電率計 ACF60-35 C800コンバータ シングルユースセル

限界ろ過

ppm範囲の微量汚染物質の特定とフィルターの破損をリアルタイムで検出することで、プロセスの一貫性を確保され、実験室での分析のためのサンプル採取が不要になります。通常のUFプロセスでは、2つの設置位置が考えられます。

ろ過水

ろ過水配管にAF45UV吸光度計を使用することで、ろ過膜の健全性を確保し、処理量を増大させ、ろ過水の損失を最小限にすることができます。低ppmレンジでの微量汚染物の特定と、リアルタイムでのろ過膜破損の検出により、プロセスの一貫性が確保され、卓上機による分析のためのサンプリングは不要になります。

濃縮水

AF45やAF46UV吸光度計は、濾過工程においてタンパク質の濃度をモニタするための最適な手段です。この吸光度計は、再循環タンクへの返送配管に設置されます。システムの健全性を損なわず、また、サンプリングでろ過水を無駄にすることなく、高ODレベルまでのリアルタイム濃度読取り値を測定し、傾向を分析することができます。

導電率

適切なプロセス制御を実現するために、CF60やACF60導電率計をろ過水配管、あるいは濃縮水配管中に設置することができます。
この導電率計は、優れた6個の電極を持つ4極設計になっています。2個の電位電極の周りに4個の電流電極を配置した特許取得済みの配置により、高い信頼性と精度を持つ測定値が得られます。また、次のように広い導電率の測定レンジを有しています。
CF60:0~100μS/cmから850mS/cm
ACF60:0~10μS/cmから850mS/cm

この独自の設計により、センサの汚れと分極に対する感度が大幅に低減されます。極度の無菌状態を保てるように設計された6個の電極は、Oリングまたはエポキシを使用しないFDA/USPクラスVI準拠のPEEKセンサチップ内に密封されています。

C4000/C8000コンバータ

コンバータにより、複数のセンサの運用が可能になります。

C4000は、普通、光学機器が必要とされる場合にのみ使用され、ろ過水と濃縮水を同時に制御するために2つの濁度計またはUV吸光度計を操作することができます。

C8000は、pHあるいは導電率などの電気化学測定に加えて、1つの濁度計/UV吸光度計が必要な場合に使用されます。

                 C4000/C8000コンバータ
Optek CF60/ACFの導電率計 バイオテクノロジーへの利用も可能 特許取得済み6電極4極式導電率計

クロマトグラフィー

バイオテクノロジー分野のタンパク質精製では、通常1つまたは複数のクロマトグラフィー分離工程が必要とされます。

インライン式プロセス分析計は、特にリアルタイムでの測定と制御を行う用途向けに設計されています。この分析計は、クロマトグラフィーの分離効率を改良し、一貫性と再現性を持つデータを与えます。これにより、収率を最大に高め、品質を向上させるための、より明確な分離・分取条件を得ることができます。

カラム前段

温度センサとpHセンサPF12を備えるインライン導電率計ACF60では、導電率、温度、pHのリアルタイムの測定値が得られます。

 

カラム後段 モニタリング

精製の際には、正確な分離・分取を実現し、収率とタンパク質・DNA分画の純度を最大限にするために、正確で信頼性および再現性が高い測定法が必要です。

カラム出口配管に直接取り付けられた、単波長UV吸光度計AF45または二波長UV吸光度計AF46は、クロマト分離工程の効率を高めます。これにより、精製物の純度が確保され、オフライン試験と手分析の必要性が大幅に低下します。
NIST準拠トレーサブルフィルターセットにより、インラインにおけるセンサの迅速な校正を繰り返し実施できます。

さらに、デッドボリュームが少なくなるよう最適化されたフローセルに取り付けられる、特許取得済みの6電極・4極導電率計ACF60とpHセンサPF12が工程をモニタリングします。0~10μS/cmから0~850mS/cmという幅広い測定レンジを持つことにより、PF12を使用してpH値からゲル充填を調節しつつ、バッファ液からライン洗浄液への移行をモニタリングすることが可能になります。加えて、カラム内の平衡化をモニタリングすることで、カラムが完全な状態であることが確保されます。

 

                                                  UV吸光度計写真

二波長 デュアルチャンネル

主波長(例280nm)では、分取を目的としてタンパク質の濃度が測定されます。同時に副波長(300nm)での測定を行うことにより、主波長では吸収が飽和してしまう最も高い濃度レンジでも読み取り値を得られるようになります。

二波長測定は主波長280nm使って分画分取の開始点または停止点を見極めるために、低ODにおける高精度の分解能を与え、副波長は最大ODの溶離液をモニタリングするために使用されます。

254/280nmの波長組み合わせは、タンパク質の純度とタンパク質への核酸(DNA/RNA)汚染の確認に利用されます。

optek社インライン式プロセス分析計はモジュール方式なので、異なる光路長(OPL)が利用できます。必要とされる濃度レンジによって、OPLと波長の組み合わせを変更し、最も高い再現性と直線性を得ることが可能です。

C8000 1台の高精度コンバータ、5個の分析計、8項目測定

クロマトグラフ分離スキッドでは、次の測定値が求められます。

カラム前段:小さい保持体積とするために、1つの分析計本体と組み合わせる。
‐ 導電率(ACF60)
‐ 温度(ACF60)
‐ pH(PF12)

カラム後段:
小さい保持体積とするために、2つの分析計本体と組み合わせる。
‐ 二重波長UV吸光度計(AF46)
‐ 導電率(ACF60)
‐ 温度(ACF60)
‐ pH(PF12)

                                                     optek バイオテクノロジー用 ACF60 導電率計およびPF12pH電極用アダプタ測定セル

製品ラインアップ

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インラインプロセス
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pH電極アダプタPF12 導電率計 ACF60-35 C800コンバータ シングルユースセル

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